Liber specialis lectionis

西洋中世の歴史、宗教、文化を中心とした読書日記

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

西洋中世学会ポスター・セッションで発表しました

2019年6月22, 23日に大阪市立大学で開催された西洋中世学会第11回大会ポスター・セッションで発表しました。タイトルは「ヘルフタ修道院における知的営み:『書く』ことの意味」です。聞いてくださった方、コメントをくださった方、みなさまどうもありがとう…

【雑感】人はいつ餃子を食べるのか?

テレ東で金曜日深夜に放送中のドラマ「きのう何食べた?」。一週間の癒しとして私も夢中になって見ている。先日放送の第10話は「浮気」がテーマで、前半のクライマックスは恋人シロさんの浮気を心配したケンジが感情を大爆発させた場面である。このシーンは…

ミランダ・カーター『アントニー・ブラント伝』

ミランダ・カーター(桑子利男訳)『アントニー・ブラント伝』中央公論社、2016年 しばらく前に何度目のいわゆる「ケンブリッジ・スパイ」読書ブームが来ていたので読んだ。この本の直前にベン・マッキンタイアー『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』も…